GTOの勉強(3)

 

ハンドシグナル

ハンドシグナルは私たちが次のストリートを見るべきか判断するのに役立つ。

スーコネ系はフロップでドローや複合バックドアドローになるので次のストリートを見に行くかどうか判断しやすい。

対してポケットペア、TPに対してセットができる10%のエクイティがあるがフロップでのコールを正当化する理由にはならない。

 


66と89s

フロップ

    K♠︎7♣︎3♡

このボードにおいて6♦︎6♠︎と8♡9♡はどちらもTPに対して約10%のエクイティがある。しかしこの場合89sでコールする方が良い。なぜなら89sがターンでドローを得るアウツは22枚もありそれは46%にも及ぶ、もしターンでドローになればポットをプレイしやすい。

対して66の場合、単純に「6が落ちるかどうか」リバー6が落ちると予想してリバーまでの二回のベットをするのはかなり厳しい。


※10%からスタートするエクイティの変化が66と89sでは異なる。(後者の方が緩やかなエクイティの上昇なのでプレイしやすいということだろうか?)

 


エクイティディストリビューション

マージナルなエクイティを持つハンドより極端に大きいか小さいかに別れたエクイティを持つハンドの方が利益的でプレイしやすいだろう。

例えば1/3の確率で100%、2/3の確率で0%のハンドと常に33%のエクイティを持つハンドでは平均的なエクイティは変わらないが前者の方が良い。

GTOの勉強(2)

 

エクイティリアライズ(?)的なハンドの選び方

Poker

A9と89sのようなハンドの話

私たちは相手がバリューベット/チェックコールするレンジに対して高いエクイティのハンドをプレイしたい(リバーまでたどり着きやすい?)逆に相手がリバーにたどり着くまでに降りてしまうような高エクイティはあまり稼げるハンドではない。

 


A9というハンド

例えばA9というハンドはMPのレイズにボタンであまりコールしたくない。

キッカーの不安定なAハイは3ストリートをチェックしSD目指すには弱すぎるし、かといって勝ってそうなレンジにベットすればリバーでエクイティをリアライズすることなく下ろしてしまう。加えて相手の既に完成したバリューレンジには勝てず、アンダードッグが好転することもあまりない。

 


SC系について

SC系はは強力な役をフロップすることは少ないがドローになりやすい。時に、ドローは完成した相手のバリュー/ccレンジをリバーで倒すことがある。またフロップでミスしても先のストリートのセミブラフ選択肢を取ることができる。プレイしやすい。

 

また精読が進み次第適当に要約約します。全部は訳しません、解釈が間違った部分もあるかもしれません。

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GTOの勉強(1)

 

 

きほんのきほん。

 

ポットオッズの計算

コールするのに必要なエクイティ

EX)プレイヤーが50ドルのポットに30ドルをベットした時

コールする側は80ドルのポットを獲得するのに30ドルのリスク

30/(80+30)=0.273 →最低でも27.3%の勝率

 


ブラフするにに必要な成功率の計算

EX)リバー、50ドルのポットに対して30ドルのブラフベット

50のポットをとるのに30ドルのリスク

30/(50+30)=0.375→最低でも37.5%の成功率

 


インプライドオッズの計算

例)10bbのポットに5bbのベットハンドの勝率20%。ブレークイーブンになる額はポッドオッズ的に3bb。

インプライドオッズの考え方を適用してコールを正当化するのに必要な次のストリートで回収しなければいけない額(x)は

(pot-bet+x)(equity)=call*(1-equity)

なので

  (10−5+x)*0.2=5*0.8

0.2x+1=4

0.2x=3

X=15bb